2017/06/30【クドア・セプテンプンクタータ】ヒラメ刺し身で男女18人「クドア」食中毒 /富山県
【クドア・セプテンプンクタータ】ヒラメ刺し身で男女18人「クドア」食中毒 /富山県
富山県は29日、砺波市高道の飲食店「柿里本店 花御堂」でヒラメの刺し身を食べた30~80歳代の男女18人が、食中毒になったと発表した。
患者から寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」を検出したため、県は同日、食品衛生法に基づき同店を1日間の営業停止処分とした。クドアによる食中毒で営業停止は県内では初めて。
県によると、患者は24、25日に同店で食事をした後、嘔吐おうとや下痢などを発症した。全員が快方に向かっているという。
クドアはヒラメにつく寄生虫で、肉眼では確認できない。食中毒を防ぐには、氷点下15~20度で4時間以上冷凍するか、75度以上で5分以上加熱して死滅させる必要がある。