【コレラ】イエメン、コレラ感染者100万人に達する可能性 /イエメン
ICRC=赤十字国際委員会は、内戦下の中東・イエメンで、流行が続くコレラの感染者が年内に100万人に達する可能性があると発表しました。
ICRCは先月29日、ジュネーブで開いた記者会見で、イエメンでのコレラの感染者が年内に100万人に達する可能性があると発表しました。これまでにイエメンでコレラの感染が疑われた人は約75万人、死者は2000人を超えていますが、内戦で医療機関などのインフラが深刻な影響を受けていて、コレラの流行を止めるのは困難とみられます。
首都サヌアなどをおさえる民兵組織「フーシ派」や、これと連携するサレヒ前大統領派と、サウジアラビアなどが支援するハディ暫定大統領派との内戦は収まる気配がなく、ICRCイエメン支部のアレクサンドル・フェイト代表は「内戦がこのまま続くことで、さらに多くの問題が起こるのではないか」と危機感をあらわにしました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3172922.htm