【コレラ】イエメン人女性100万人以上がコレラ感染の危機 /イエメン
国連が、イエメンでの過去最大のコレラの感染に関して警告を発しました。
トルコのアナトリア通信が伝えたところによりますと、国連のアラブ諸国担当局長は声明を発し、イエメンの紛争とサウジアラビアの攻撃の中で、医療と衛生のインフラが破壊されているとしました。
この国連関係者はまた、イエメンの妊婦や乳児は栄養不良に苦しんでおり、ほかの人々以上にコレラに感染する危険があるとしました。
100万人以上のイエメン人女性が、コレラの感染の危険にさらされているといわれています。
国連の報告によりますと、イエメン人1700万人が、食糧支援を必要としており、およそ700万人が飢餓に瀕しているということです。
サウジアラビアは、アメリカの支援により、2年前からイエメンを攻撃し、完全に封鎖しています。この攻撃により、1万2千人以上のイエメン人が死亡し、数万人が負傷しています。また、イエメンの多くのインフラも、この攻撃の中で破壊されています。