2019/03/30【コレラ】コレラ感染140人に モザンビーク、拡大の恐れ /モザンビーク
サイクロンが直撃したアフリカ南部モザンビークの政府は29日、中部にある人口約50万人の港湾都市ベイラなどでコレラ感染者が約140人に達したと明らかにした。27日の発表では感染者は5人だった。衛生環境は劣悪で、今後拡大する恐れがある。
コレラ感染との関連は不明だが、下痢や脱水の症状で2人が死亡したとの報告もあるという。世界保健機関(WHO)は、暴風雨や洪水に次ぐ二次災害になる可能性があるとしている。
一方、AP通信は国際医療援助団体、国境なき医師団(MSF)の話として、ベイラだけでコレラに似た症状の患者が1日200人ほど出ていると報じた。