【サルモネラ食中毒】保育園でサルモネラ属菌による食中毒 /佐賀県
今月3日、鹿島市の保育園で給食を食べた園児や保育士が腹痛や発熱の症状を訴え、サルモネラ属菌による食中毒と断定されました。
県は食肉や魚介類などに使った調理器具の念入りな洗浄を呼びかけています。食中毒が発生したのは鹿島市の能古見保育園です。
県によりますと今月10日に園児の保護者から「複数の園児が腹痛や発熱などの症状を呈している」と杵藤保健福祉事務所に連絡があり、その後の調査で、今月3日の給食で提供されたきゅうりの浅漬けから「サルモネラ属菌」が検出されたということです。
給食を食べた園児や職員52人のうち19人に症状が出て、そのうち園児3人が入院したということです。
現在は3人とも退院し、ほかの16人を含め全員おおむね快方に向かっているということです
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県は食肉や魚介類の加熱のほか、使い終わった調理器具はすぐに洗浄することなど注意を呼びかけています。