【ジカ熱】タイでジカ熱感染続く バンコクでも /タイ
タイ保健省によると、1月1日―9月25日にタイ国内で報告があったジカウイルス感染症(ジカ熱)患者は32都県の403人だった。
9月に入り感染報告があったのは、バンコク都と近郊のノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県、東部ラヨン県、中部スパンブリ県、北部ピジット県、カムペンペット県の9都県。
ジカ熱の症状は軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などだが、症状が出ないケースが多く、実際の患者数は発表を大きく上回るとみられる。
ジカウイルスは感染した蚊に刺されたり、感染した人との性行為で感染する。妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害が起きる恐れがあり、世界保健機関(WHO)や日本政府は妊娠中の人や妊娠の可能性のある人は感染地域への渡航を避けるよう呼びかけている。
http://www.newsclip.be/article/2017/10/02/34258.html