2018/07/16【デング熱】デング熱による死亡 年初から77人=保健省 /ブラジル
【デング熱】デング熱による死亡 年初から77人=保健省 /ブラジル
保健省が発表した最新の疫学報告書によれば、今年初めから6月23日までの期間に国内で記録されたデング熱に起因する死亡は77件で、その他に181件が調査中となっている。国内メディアが13日付で伝えた。
デング熱はネッタイシマカがウィルスを媒介する感染症。報告書によれば、年初から148件の重症例が確認されたほか、出血や嘔吐などの警戒の徴候を伴う症例が1736件確認されている。昨年同期間の確認症例数は、それぞれ208件、2245件で、デング熱による死亡は115件だった。
今年は、現時点では中西部地方が重症例、警戒症例の確認件数が最も多く、それぞれ74件、1101件で、その他に375件の症例が調査中となっている。
デング熱感染疑いに関する報告件数も中西部が6万4563件(全体の37.6%)で最も多く、南東部が29.8%、北東部が24.9%で続いている。
同じくネッタイシマカがウィルスを媒介するチクングニア熱については、年初から11件の死亡が確認されており、その他に42件が調査中となっている。感染確認件数は3万4079件で、そのうち南東部が54.1%(2万8722件)を占めている。
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