2017/06/05【ノロウイルス】ノロウイルス4年ぶり大流行 道内 昨季比1200人上回る /北海道
【ノロウイルス】ノロウイルス4年ぶり大流行 道内 昨季比1200人上回る /北海道
道内でノロウイルスを中心とする集団感染性胃腸炎が、4季ぶりに流行している。今季(昨年9月~今年8月)の患者数は5月末までで5502人と、昨季を既に1200人以上も上回っている。発生場所は保育所など子どもが集まる施設が目立つ。流行は6月ごろまで続くため、道地域保健課は手洗いなどの徹底を呼び掛けている。
目立つ保育所、小学校
道は流行期(11月~翌年6月)を中心に9月~翌年8月を集計期としており、昨季の患者数は4263人だった。発生場所は保育所の88件が最多で、次いで幼稚園が29件、小学校が28件。保健所別の患者数は帯広が800人と最多で、札幌475人、室蘭468人、釧路455人と続く。
原因の大半はノロウイルスとみられる。感染者の吐しゃ物や排せつ物を処理した際などに手に付着し、手から食品へ付着して口に入ることで感染する。潜伏期間は24~48時間で、発症すると嘔吐(おうと)や腹痛、下痢などの症状が見られる。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/…/society/society/1-0407209.html