2018/02/05【ノロウイルス】ピョンチャン五輪スタッフ宿舎で“食中毒” /韓国
【ノロウイルス】ピョンチャン五輪スタッフ宿舎で“食中毒” /韓国
ピョンチャン五輪のスタッフが泊まる宿舎で食中毒の症状を訴えるスタッフが相次ぎ、およそ1200人に食事の提供を見合わせる事態となっています。
「大会の組織委員が泊まっている宿舎ですが、いくつか食品がまとめて廃棄され、食堂の中は消毒されている状態です」(記者)
大会の組織委員会などによりますと、食中毒が発生したのは、主にセキュリティを担当する運営スタッフが泊まる宿舎です。4日、41人が下痢や頭痛などを訴え、このうち20人がノロウイルスに感染している疑いが強いということです。症状を訴えているスタッフは、ほかのスタッフと接触しないよう、宿舎内に隔離されています。
組織委員会は、「不足する人員は、軍の兵士に応援を求める」と話していて、感染源が特定されるまで、この宿舎は、滞在しているおよそ1200人への食事の提供を見合わせています。平昌オリンピックでは、2000人を超えるボランティアが、待遇の不満を訴え辞退するなど、ずさんな運営管理が表面化しています。