2018/10/30【ノロウイルス】小学校でノロ集団発症 いすみ、児童ら41人 /千葉県
千葉県は29日、いすみ市立小学校でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。同日までに6~12歳(1~6年生)の児童男女38人と、40~50代の女性教職員3人の計41人の発症が確認された。感染源は不明。重症者はなく、全員快方に向かっているという。
県疾病対策課によると、県教委が25日、同校で複数の児童に胃腸炎の症状が出たと同課に連絡。夷隅保健所が調べたところ、18~26日に、計41人に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出ていた。このうち7人の便からノロウイルスが検出された。
24日以降には児童が教室内で嘔吐することもあったという。26日には11人が発症した1学年(全1クラス)が学級閉鎖となった。
同課は便や嘔吐物の適正な処理、汚れた床や用具の消毒を呼び掛けている。