【ノロウイルス】柏市の高齢者施設でノロウイルス集団感染 /千葉県
千葉県柏市保健所は11日、市内の小学校でインフルエンザによる学級閉鎖があったほか、高齢者施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。いずれも市内で今季初めてという。
市保健所などによると、市立十余二小学校の4年生1クラスで6日、児童32人のうち11人がインフルエンザで欠席し、7、8日を学級閉鎖にした。
また市内の高齢者施設では、入居者18人のうち8人と職員3人の計11人が嘔吐(おうと)などの症状を訴え、医療機関で入居者2人がノロウイルスによる感染性胃腸炎と診断されたと、6日に施設から市保健所に連絡があった。いずれも重症者はいないという。市は予防対策を呼びかけている。