2018/04/27【ノロウイルス】県が初の「特別注意報」 「飲食店から拡大」が多発 /大分県
【ノロウイルス】県が初の「特別注意報」 「飲食店から拡大」が多発 /大分県
県は25日、ノロウイルス食中毒の「特別注意報」を発令した。注意報の発令対象期間は10~3月だが、今年は4月以降も多発しているため、「特別注意報」の仕組みを作って初めて発令した。
県食品・生活衛生課によると、県内定点医療機関の感染性胃腸炎(ほぼノロウイルス)の患者数は今年第14週233人、15週337人、16週471人と増加。「2週連続前週の1.2倍以上」という発令基準を超えた。
今年目立つのは飲食店で調理する人から広まるケース。発生日、市町村、患者数(26日現在)は▽1月7日九重町29人▽2月20日別府市16人▽3月26日大分市21人▽同30日日出町18人▽4月9日別府市14人▽同20日日田市17人。飲食店向けに店員の健康管理や手洗い、食品の十分な加熱を求めている。