2020/01/23【ノロウイルス】船橋市のすし店でノロ食中毒 /千葉県
千葉県船橋市のすし店で食事をした6歳から75歳までの男女、あわせて34人が相次いでおう吐や下痢などの症状を訴え、市の保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定してこのすし店を22日から2日間の営業停止処分にしました。
船橋市によりますと、今月11日、市内のすし店「にぎり屋大膳」で食事をした6歳から75歳までの男女、あわせて34人が相次いでおう吐や下痢、発熱などの症状を訴えました。
入院した人はおらず、症状はいずれも快方に向かっていますが、保健所が調べたところ、このうち8人からノロウイルスが検出されたということです。
また、このすし屋の従業員2人からもノロウイルスが検出されたということです。
このため保健所はすし店で提供された食事が原因のノロウイルスによる集団食中毒と断定し、このすし店を22日から2日間の営業停止処分にしました。
ノロウイルスによる食中毒は冬に多く発生します。
船橋市は十分に食品を加熱し、石けんを使ってしっかりと手を洗うなど、感染防止を図るよう呼びかけています。