釧路地方の保育所で先週、園児と職員あわせて14人が下痢や腹痛などの症状を訴え、保健所はノロウイルスの集団感染が発生したと発表しました。
釧路保健所によりますと、釧路地方の保育所では今月14日から20日にかけて、0歳から2歳までの園児9人と職員5人のあわせて14人が下痢や腹痛、おう吐の症状を訴えたということです。
検査の結果、複数の人からノロウイルスが検出され、保健所はこの保育所でノロウイルスの集団感染が発生したと発表しました。
このうち2人が一時入院しましたが、現在は全員が回復に向かっているということです。
保健所によりますと、保育所での食事には問題はなく、園内でのおう吐などによって感染が広がったとみられるということです。
保健所はトイレや食事の際には丁寧に手洗いをするよう呼びかけています。