【ノロウイルス】食中毒の発生について /千葉県
概要
平成29年12月12日(火曜日)午後1時20分頃、患者グループの代表者から「12月9日(土曜日)に鴨川市内の飲食店で会食したところ、複数名が下痢、嘔吐等の症状を呈している。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。
調査の結果、12月9日(土曜日)に鴨川市内の飲食店を利用した25グループ47名のうち13グループ24名が下痢、嘔吐等の症状を呈し、5名が医療機関を受診していたことが判明した。
患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質であるノロウイルスが検出されたこと、患者の発症状況がノロウイルスによるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。
なお、患者は全員快方に向かっている。
1 喫食者数
47名(調査中)
2 患者数
24名(調査中)
(内訳)男性11名8歳~81歳、女性13名3歳~75歳
3 受診状況
医療機関受診者5名、入院患者なし
4 主な症状
下痢、嘔吐
5 発症日時
平成29年12月10日(日曜日)午前4時頃から
6 原因施設
所在地:鴨川市
業種:飲食店営業
7 原因食品
12月9日(土曜日)昼に当該施設で提供された食事
(主な献立)胡麻豆腐、そうめん、茶碗蒸し、刺し身(マグロ、メダイ、モンゴウイカ)、銀タラの照焼、天ぷら(エビ、キス、野菜)、握り寿司(エビ、マグロ)等
8 病因物質
ノロウイルス
9 行政措置
営業停止3日間(平成29年12月13日から12月15日まで)
www.pref.chiba.lg.jp/…/press/2017/shokuchuudoku/h291213.html