【ノロウイルス】食中毒事件の発生 /兵庫県
概要
平成30年2月23日(金曜)、西宮市保健所食品衛生課より保健福祉局生活衛生課に「管内市民17名が2月20日(火曜)に神戸市北区内の飲食店「エルボン」を利用したところ、うち11名が嘔吐、下痢等の症状を呈しているとの届出があった。」旨、調査依頼がありました。
保健所北衛生監視事務所の調査の結果、2月20日(火曜)に当該施設を利用した1グループ17名中11名が、2月21日(水曜)より下痢、嘔吐、腹痛等の症状を呈していることが判明しました。
当該施設で提供された食事以外に共通食事がないこと、発症状況が類似していること、患者便7件及び調理従業員便2件からノロウイルスGIIが検出されたことから、神戸市保健所長は当該施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、当該施設に対して営業停止(2月26日(月曜)から2月27日(火曜)までの2日間)を命じました。なお、当該施設は2月23日(金曜)より営業を自粛しています。
また、患者に入院した者はなく、全員快方に向かっています。
原因施設 業種
飲食店営業
屋号 エルボン
営業者氏名 有限会社エルボン
代表取締役 馬場 太一(ばば たいち)
営業所所在地 神戸市北区有馬町1294-2 有栄ビル2階 201
TEL 078-903-0688
原因食事
2月20日(火曜)に当該施設で提供された食事
原因物質
ノロウイルスGII
喫食日時
2月20日(火曜)午前11時
発症日時
2月21日(水曜)午前0時30分(初発患者)
主症状
下痢、嘔吐・嘔気、腹痛
患者の状況
女性11名(68~83才、西宮市)
主な喫食内容
オードブル(カンパチマリネ、牛しゃぶ、ミートテリーヌ、ライスコロッケ、川津海老、エスカルゴ、ホタテのガーリックバター)、スープ、メイン料理(牛フィレステーキ又は鰆のソテー)、デザート、パン、ライス、紅茶、コーヒー
http://www.city.kobe.lg.jp/…/pr…/2018/02/20180226136601.html