2017/03/08【ノロウイルス集団食中毒】大阪の食中毒、焼きのり原因か 東京・和歌山と同じ業者
【ノロウイルス集団食中毒】大阪の食中毒、焼きのり原因か 東京・和歌山と同じ業者
大阪府は8日、同府大東市の弁当店で2月に発生したノロウイルスによる集団食中毒について、東京都立川市の市立小学校や和歌山県御坊市の幼稚園などで起きた集団食中毒の原因とみられる業者の焼きのりが使われていたと発表した。
府は、この焼きのりが原因の可能性が高いとみている。
府によると、2月18~22日に大東市内の弁当店の弁当を食べた12~81歳の男女計100人が食中毒の症状を訴えた。いずれも軽症だったが、複数の患者の便からノロウイルスを検出。弁当店では、東京と和歌山で起きた食中毒の原因とみられる業者の焼きのりが使われており、ウイルスの遺伝子型も一致したという。
のりが入っていない弁当もあったが、府はウイルスが従業員を介して弁当に移ったとみている。