【フグ毒】釣ったフグを刺身に調理 3人が食中毒 /鹿児島県
種子島に住む男女計3人が釣ったフグを自分たちで刺身にして食べ、食中毒になっていたことがわかった。
食中毒になったのは種子島に住む33歳と37歳の男性と35歳の女性の計3人。
県によると3人は今月25日種子島近海で釣ったフグを刺身にして食べたという。3人とも翌朝から口のまわりや腕がしびれふらつきなどの症状を訴え、医療機関に運ばれた。命に別条はないという。
3人が食べたのはセンニンフグと呼ばれるフグで肝臓のほか、卵巣や筋肉、皮などにも猛毒があり、食べると死に至る場合もあるという。
県の生活衛生課によると県内では昭和37年と昭和53年にフグを食べた人が死亡している。県では素人がフグを調理するのは極めて危険なので絶対にやめるよう注意を呼び掛けている。