【ブタブルセラ症】ブタから人への珍しい感染ケースが発見される
53歳のスペインの男性が、人に特徴的でない感染症にかかった。体内で、ブタからの感染症が進行していたのだ。ヒトがこの感染症にかかったケースはこれが初めて。男性は、生徒がバクテリアを研究している研究所でのごみ収集員として働いていた際に、汚染された注射器を踏んだのだ。
男性には発熱、関節の痛み、頭痛が見られた。男性が病院を訪れ検査を受けたところ、ブタブルセラ症との診断を受けた。男性は抗生物質で完治した。英紙デイリーメールが報じた。
ブタブルセラ症は生物の生殖器を害する。また、関節や他の臓器にも影響を及ぼす。もしヒトが何らかの方法で感染してしまえば、ブタブルセラ症は致命的となる。ワクチンはブタにもヒトにも存在しない。専門家は、「感染を避けるため、ブタは囲いの中で飼育し、動物との作業の際は、傷を全てふさぎ、作業後はしっかりと手を洗うことが推奨されている」と述べた。
先に研究者らは、猫をなでることは健康に取って危険だとの結論に至った。
https://jp.sputniknews.com/science/201704083516581/