【マダニ感染症】大阪府でも60代女性がマダニ感染 /大阪府
全国でマダニが媒介する感染症の被害が相次いでいますが、大阪府内で初めて60代の女性が感染したことがわかりました。
わずか5ミリほどのマダニが血を吸うと10円玉ほどの大きさに膨れ上がります。このマダニが媒介する感染症「SFTS」に1日、大阪府内の60代の女性が感染していることがわかりました。
女性は7月14日から4日間、和歌山県の山などに行き、24日、発熱や嘔吐などを訴えて医療機関を受診、現在も入院しているということです。国立感染症研究所によりますと、「SFTS」は2013年以降、西日本を中心に280人の患者が確認され、高齢者を中心に58人が死亡していますが、大阪府内で感染が確認されたのは初めてです。
大阪府は山などに出かけるときは長そで長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使うことなどを呼びかけています。