2017/07/07【マダニ感染症:日本紅斑熱(リケッチア)】熱海でマダニ感染症 今年初 /静岡県
【マダニ感染症:日本紅斑熱(リケッチア)】熱海でマダニ感染症 今年初 /静岡県
県は6日、熱海市の80歳代の女性が、6月にマダニが媒介する日本紅斑熱こうはんねつに感染したと発表した。県内での感染例は今年初めて。マダニの活動が盛んになる時期を迎え、県は農作業などで草むらや野山に入る際、肌の露出を避けるよう呼びかけている。
発表によると、女性は発熱などの症状を訴え、6月23日に熱海市内の医療機関に入院した。皮膚にマダニに刺されたとみられる痕が見つかり、日本紅斑熱と判明した。女性は回復し、すでに退院している。
日本紅斑熱は、病原体を持つマダニに刺されることで発症し、人から人へは感染しない。潜伏期間は2~8日で、高熱や発疹などが出て重症化すると死亡することもある。
2013年から昨年まで、県内で日本紅斑熱の患者は5人確認され、15年に伊豆の国市、昨年は沼津市で、いずれも70歳代の女性が死亡している。
http://www.yomiuri.co.jp/…/sh…/news/20170707-OYTNT50164.html