歌手のジャスティン・ビーバーさん(25)が8日、インスタグラムへの投稿の中で、感染症のライム病と診断されていたことを告白した。ライム病は一般的に、ダニが媒介する細菌によって感染する。
「ジャスティン・ビーバーは××××みたいだとか薬物をやっているとか言う人も多かったけれど、そういう人たちは分かっていない。僕が最近になってライム病と診断されたことを。それだけでなく、皮膚や脳の機能、エネルギー、全般的な健康に影響する慢性疾患の深刻な症状を抱えていたことも」
ビーバーさんは投稿の中でそう告白し、「こうしたことについては、近いうちにユーチューブに投稿するドキュメンタリーシリーズで詳しく説明する」と予告。「僕がずっと戦ってきたこと、そして克服しつつあることを知ってもらえると思う。苦しい数年だったけれど、適切な治療を受けることが、これまで治療不可能だった疾患を治療する助けになる。僕は復帰して、今までよりずっと良くなる」と宣言した。
ビーバーさんは先週、約4年ぶりに新シングルの「ヤミー!」をリリースしていた。
米疾病対策センター(CDC)によると、ライム病と診断される患者は米国で年間およそ30万人。ライム病は治療しなければ関節や心臓、神経に感染が広がり、関節の痛みや腫れなどの症状を引き起こす。