五所川原保健所管内に住む80歳代の女性がツツガムシ病に感染し、秋田県の病院で亡くなりました。女性は自宅周辺の山で感染したとみられます。
秋田県によりますと亡くなったのは五所川原保健所管内に住む80歳代の女性です。
5月15日、熱を出して秋田県の医療機関に入院したこの女性は、3日後の18日に体内の血液が固まる「ツツガムシ病」の症状が出て亡くなりました。
秋田県が確認したところ女性は自宅周辺の山に入っており、そこで感染したものとみられています。
ツツガムシ病は病原体を持ったツツガムシに刺されたあと、7日から10日後に発症するもので、40℃近い高熱のあとに発疹が出ます。
県内ではこれから初夏にかけてツツガムシ病の感染が多くなります。
県は、山や草むらに入る際は素肌を出さない服を着たり、帰宅後はなるべく早く入浴して体を洗い流すなど予防の徹底を呼び掛けています。