北九州市で8日、46歳の男性がレジオネラ症を発症していたことがわかりました。現在も意識不明の重体で、市が感染経路などを調べています。
北九州市によりますと、熊本県荒尾市の男性(46)は今月8日、北九州市内で発熱や呼吸困難、意識障害などの症状で倒れ、病院に搬送されました。現在も、意識不明の重体です。
男性は尿検査の結果、レジオネラ症と診断され、市が感染経路を調べています。レジオネラ症はレジオネラ菌を含む水蒸気や土ぼこりなどを吸い込むことによって感染し、レジオネラ肺炎にかかると、急激に重症になり死亡する場合もあります。
市は、加湿器など水を扱う器具を使用する場合には、菌の増殖を防ぐためにぬめりを取り、水はこまめに取り替えるように呼び掛けています。