【レジオネラ】市営温泉、レジオネラ菌検出で営業中止 大分・杵築 /大分県
大分県杵築市は13日、同市山香町の市営浴場「山香温泉センター」の温泉水からレジオネラ菌が検出された、と発表した。市は同日から営業を中止した。今のところ、健康被害の訴えはないという。
市福祉推進課によると、今月1日に水質の定期検査をしたところ、基準を超える菌が見つかったことが13日に判明。男湯と女湯のそれぞれの注ぎ口、浴槽の計4カ所から見つかった。
同センターでは、源泉にお湯を加えてかけ流している。利用者は1日平均約80人。2015年12月にも男湯の浴室から菌が見つかり、消毒のため16日間、営業を中止した。
レジオネラ菌をめぐっては、国東市の高齢者施設で利用者3人が感染し、1人が死亡していたことが今年1月に明らかになった。