【原因不明】川崎 園児2人死亡 血液検査など行い原因特定へ /神奈川
川崎市の幼稚園に通う園児2人が発熱などの症状を訴えて相次いで死亡し、市は、短期間に2人が亡くなっていることから感染症の可能性が否定できないとして、ウイルスや細菌の有無を調べる血液検査などを行って、亡くなった原因の特定を進めています。
川崎市川崎区にある私立「大師幼稚園」に通ういずれも4歳の男の子と女の子は、自宅から病院に搬送され、今月6日と12日、相次いで死亡しました。
2人のうち、女の子は、発熱やおう吐、胸の痛みを訴えていたほか、男の子は、発熱以外にもけいれんを起こしていたということです。
市や捜査関係者によりますと、警察が2人の死因を調べたところ、事件性はないと見られるということですが、詳しい原因は特定できていないということです。
川崎市は、同じ幼稚園に通う子どもが短期間に相次いで死亡したことなどから、感染症の可能性が否定できないとして、詳しい原因を調べています。
市によりますと、2人の血液については、市の検査機関で血液のウイルスや細菌の有無を調べているほか、国立感染症研究所にも依頼して亡くなった原因を特定するための調査を進めているということです。
川崎市は「幼稚園のほかの園児や家族にも不安が広がっており、警察や関係機関と情報交換しながらいち早く原因を特定したい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170615/k10011018101000.html