2017/12/04【子供の風邪】子供の夏風邪、冬も流行 エンテロウイルスA71型など病原性高く要注意

【子供の風邪】子供の夏風邪、冬も流行 エンテロウイルスA71型など病原性高く要注意

子供に多い夏風邪、手足口病の流行が今も続き、1週間当たりの患者数が、この時期としては過去10年で最多となっていることが4日、国立感染症研究所の調べで分かった。脳炎などを起こす病原性が高いウイルスが広がっており、専門家は警戒を呼びかけている。同じく夏風邪として知られる咽頭結膜熱(プール熱)も最多で注意が必要だ。

手足口病は口や手足の発疹が主な症状で、熱が出ることもある。ほとんどは後遺症もなく治るが、まれに髄膜炎や急性脳炎を起こすことがある。

現在流行しているのは夏に主流だったのとは異なるエンテロウイルスA71型と呼ばれるウイルス。このウイルスは中枢神経系での合併症を起こすことが他のウイルスより多く、過去の流行時には死者もでている。

全国の小児科定点医療機関からの報告によると、今年の第46週(11月13~19日)の1医療機関当たりの患者数は1・28人で、これまで最高だった平成23年の同時期0・99人を上回った。都道府県別では佐賀(5・14人)が多い。

www.sankei.com/life/news/171204/lif1712040019-n1.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る