2017/08/01【手足口病・ヘルパンギーナ】手足口病、38都道府県で警報値 ヘルパンギーナは横ばい
【手足口病・ヘルパンギーナ】手足口病、38都道府県で警報値 ヘルパンギーナは横ばい
国立感染症研究所がまとめた17日から23日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所)によると、手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数は増加した。ヘルパンギーナは横ばい、咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は減少した。
〔手足口病〕
報告数は前週比約8%増の8.93人。38都道府県で警報基準値(5.0人)を上回った。都道府県別の上位3位は、福井(21.64人)、大分(17.06人)、三重(16.84人)。
〔ヘルパンギーナ〕
報告数は前週とほぼ同じ2.23人。都道府県別の上位3位は、山口(6.6人)、佐賀(6.22人)、福岡(5.8人)。
〔咽頭結膜熱〕
2週連続で減少した。報告数は前週比約14%減の0.71人。都道府県別の上位3位は、北海道(2.25人)、沖縄(1.62人)、鹿児島(1.35人)。
〔感染性胃腸炎〕
5週連続で減少した。報告数は前週比約23%減の3.77人。都道府県別の上位3位は、大分(7.69人)、宮崎(7.58人)、愛媛(5.78人)。
〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕
5週連続で減少した。報告数は前週比約26%減の1.75人。都道府県別の上位3位は、鳥取(3.37人)、愛媛(3.0人)、福岡(2.81人)。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20170801131731