2020/01/19【新型コロナウイルス】中国・武漢で感染拡大の新型肺炎 患者数は当局発表の40倍近くか /中国
・中国・武漢での新型肺炎患者数が地元当局発表の約40倍いる可能性があるそう
・世界保健機関にも助言をしているイギリスの研究チームが発表した
・45人確認したとされているが、12日時点で約1700人いる可能性があるという
中国の武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で、イギリスの研究者らは、実際の患者数は地元当局の発表の40倍近くに達する可能性があるとの見方を明らかにした。
これはWHO(=世界保健機関)などにも助言を行っているイギリスのインペリアルカレッジ・ロンドンの研究チームが公表したもの。
中国の武漢市当局は、新型コロナウイルスによるとみられる肺炎患者を、これまでに45人確認したとしているが、研究チームは今月12日の時点での推計として、実際の患者数は1700人あまりに達している可能性があると発表した。
その上で、「武漢以外の都市の肺炎による入院患者すべてを監視対象に含む必要がある」などと警告している。
新型コロナウイルスをめぐっては、中国では武漢市以外に感染の報告がなく、SNS上では「ほかの都市では発生していないのか」などと、当局による情報隠蔽(いんぺい)を疑う声もあがっている。