2020/02/05【新型コロナウイルス】新型肺炎 国内で再検査の3人感染確認 国内での確認は23人に
湖北省武漢からチャーター機で帰国した女性など合わせて3人が、4日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。いずれも、最初のウイルス検査では陰性でしたが再検査で感染が明らかになっていて、国内で感染が確認された人は23人となりました。
厚生労働省によりますと、4日、新たに感染が確認されたのは、千葉県に住む50代の日本人女性と中国・湖北省武漢に住む30代の外国籍の女性、それに湖北省に住む50代の外国籍の男性の合わせて3人です。
このうち千葉県の日本人女性は先月30日に政府が用意したチャーター機の第2便で帰国し、37度8分の発熱やせきの症状があったため、ウイルス検査を受けましたが、この時は感染が確認されませんでした。
しかし、今月1日になって肺炎の兆候が認められ、4日、再検査を実施した結果、ウイルスへの感染が確認されました。
女性は帰国した日に入院し、現在も発熱が続いているということです。
チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは9人目となります。
また、武漢に住む30代の女性は、先月21日に来日したあと、31日に肺炎と診断されて千葉県内の医療機関に入院し翌日にウイルス検査を受けましたが、その時は感染が確認されませんでした。
しかし、3日になっても症状が改善されないため再検査を受けた結果、4日、感染が確認されました。
女性は現在も千葉県内の医療機関に入院しています。
さらに、中国・湖北省に住む50代の男性は先月22日に来日しその後、肺炎の症状が認められ、先月26日に一度、ウイルス検査を受けましたが、この時には感染は確認されず、30日に中国に帰国していました。
しかし、3日、国立感染症研究所で保存していた男性の検体を調べた結果4日になって感染が確認されました。
男性は国内では4人目となる感染が確認された、武漢の40代の男性と、先月、日本で同じバスツアーに参加し、後ろの席に座っていたということです。
国内で感染が確認されたのは23人となりました。
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200204/k10012272861000.html