2020/01/27【新型コロナウイルス】新型肺炎 感染疑われる帰国者は都立病院へ 都が態勢整備 /東京都
中国を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、東京都は危機管理対策会議を開き、政府が現地から帰国させる日本人の中に感染が疑われる人がいた場合、都立病院に搬送できる態勢を整えるなど、今後の対応を確認しました。
中国の湖北省武漢を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、政府は、早ければ28日にも民間のチャーター機を使って現地に滞在する日本人の希望者全員を帰国させる方針です。
これを受けて、東京都は27日、小池知事や幹部職員が出席して危機管理対策会議を開き、今後の対応を確認しました。
それによりますと、帰国した日本人の中に感染が疑われる人がいた場合、入院の受け入れが可能な都立病院と公社病院に、東京消防庁の救急車で直ちに搬送できる態勢を整えます。
また、体調に問題のない人でも、希望すれば都立病院などで健康相談を受けられるようにし、病院への移動には都の交通局のバスを使います。
さらに、国からの要請があれば、都立病院の医師などを日本人が到着する空港に派遣します。
会議で小池知事は「都として帰国者に対する医療や健康面でのケアに全面的に協力していく」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200127/k10012260681000.html