2020/02/10【新型コロナウイルス】新型肺炎 武漢“4万世帯大宴会”で感染拡大か 感染者4万人超 /中国
感染拡大防止対策として、春節の大型連休が事実上延長されていた中国では、多くの企業や店舗が、10日からの業務の再開を予定している。
しかし、在宅勤務を続ける企業も多く、経済活動への影響は深刻となっている。
午前9時の北京。車の流れは、先週に比べかなり戻ってきたが、地下鉄で出勤してくる人は、まだまだ少ない印象。
10日朝の北京市内の地下鉄車内の映像。
通勤時間帯だが、人の姿はまばらだった。
通勤する女性「先週は、1週間在宅勤務でした」
通勤する男性「(マスクは自分で作ったのですか?)そうです。(何で作りましたか?)クリアファイルです」
北京市は、飲食店に対し、グループでの食事を禁止する通達を出すなどしていて、地元メディアは、営業停止を余儀なくされたカラオケ店が、従業員200人に対し、解雇通知を出したと伝えている。
また、北京や上海などでは、一部で引き続き在宅勤務などの対応をとっている企業もあり、経済活動への影響は深刻となっている。
こうした中、湖北省武漢市で、1月18日に4万世帯以上が参加する春節伝統の大宴会が開催され、これをきっかけに感染が拡大した可能性が指摘されている。
すでにヒトからヒトへの感染の可能性が指摘されていた時期で、開催中止を求めなかった武漢市当局への批判が高まっている。
一方、中国の保健当局は、中国本土の死者は、9日の1日で97人増え、908人に達し、感染者は4万人を超えたと発表した。
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