2020/02/25【新型コロナウイルス:COVID-19】クルーズ船で業務の厚生労働省職員と検疫官 新たに感染確認

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務を行った厚生労働省の職員と検疫官の合わせて2人が、24日新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

新たに感染が確認されたのはいずれも都内に住む厚生労働省の40代の男性職員と、50代の男性検疫官です。

このうち厚生労働省の男性職員は、今月15日からクルーズ船に入って業務の進捗状況を管理するなどしていましたが、23日けん怠感や悪寒がありウイルス検査を受けました。

その結果、23日夜になって感染が確認され、24日の未明に医療機関に搬送され入院しました。搬送時、37度の発熱があったということです。

職員は今月20日に感染が確認された厚生労働省と内閣官房の職員と一緒に3人1組で業務を行っていて、ほかの2人の感染が確認された後も、発症する23日まで船内で業務を続けていたということです。

一方、50代の男性検疫官は、今月3日からクルーズ船で乗客から質問票を回収するなどの業務を行っていましたが、21日に船内での会議に出席した際、体調不良を訴えて帰宅しました。

22日医療機関を受診してウイルス検査を受け、感染が確認されました。検疫官は18日には、けん怠感があったということですが、医療機関を受診したのは22日になってからで、厚生労働省が詳しいいきさつを調べています。

感染が確認された2人は症状は重くないということです。クルーズ船内で業務を行った国の職員と検疫官で感染が確認されたのは6人となりました。

厚労省「職員は船内でマスク着用 濃厚接触者に当たらず」

厚生労働省は「職員は船内でマスクを着用するなどしていたため濃厚接触者には当たらず、発症もしていなかったので検査は行わなかった」としています。

https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200224/k10012299111000.html

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