2021/02/01【新型コロナウイルス:COVID-19】感染の飲食店員 マスクなしで接客 /山形県
県は新たに3人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。このうち1人はマスクを着用せずに不特定多数の客と接触があったとみられる飲食店の従業員です。
感染が確認されたのは高畠町の40代男性と南陽市の20代男性、山形市の40代男性の合わせて3人です。
まず高畠町の40代男性は南陽市赤湯の飲食店北京飯店の従業員です。この男性は先月26日から鼻水などの症状があり、きのう陽性が判明しましたが、先月29日まで店に勤務していました。主に接客を担当していて、業務中はほとんどマスクを着けていなかったということです。
県健康福祉部の渡辺丈洋次長は「この男性から店の客を含めて感染の可能性がある接触者は不特定多数になる」との見方を示しました。店では他の従業員などもマスクを着けずに業務を行うことがあったということです。店はきのうから休業しています。
県では症状の有無にかかわらず、先月23日から29日までの間に店を利用した人は置賜保健所に相談するよう呼びかけています。電話番号は0238-22-3004です。
また南陽市の20代男性は先月29日感染が発表された川西町の30代男性の知人です。男性はこの知人と15分程度マスクをせずに会話をしていたということです。
山形市の40代男性は先月30日に感染が発表された市内60代女性の職場の同僚で、複数回一緒に勤務していたということです。
一方、山形市によりますときのう感染が発表された市内の50代男性教職員が勤務する小学校では、学校関係者約30人を対象に検査を行いましたが、全員陰性でした。さらに追加で学校関係者約30人を検査していて、あすには結果が分かるということです。
県内の感染者の累計は506人となり、重症の患者2人を含む54人が入院しています。
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