2021/03/08【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナワクチン 自衛隊 医療従事者への優先接種始まる
医療従事者を対象にした新型コロナウイルスのワクチンの「優先接種」が進められる中、8日から自衛隊で働く医師や看護師、「医官」や「看護官」などへの接種が始まりました。
自衛隊の医療従事者への優先接種は、東京 世田谷区にある「自衛隊中央病院」で始まりました。
はじめに、アレルギーの有無や体調について問診を受けてから1人ずつ接種を受ける部屋に入り、接種のあとは、副反応が出ないかなど経過を観察するため、15分ほど待機していました。
「自衛隊中央病院」では事務職員などを含め、およそ1000人いる全職員が接種を受けることになっていて、8日は手順を確認するため福島功二病院長など5人が試験的に接種を受けたということです。
防衛省によりますと、自衛隊では全国の自衛隊病院で勤務する医官や看護官のほか、部隊の衛生隊員や離島で患者の救急搬送にあたる隊員など合わせておよそ1万4000人が優先接種の対象になっていて、ワクチンが届いたところから、順次、接種が進められるということです。
自衛隊中央病院の福島病院長は「あすから本格的な接種が始まるので、しっかりとワクチンを管理し、副反応に注意しながら接種を進めていきたい」と話していました。