2020/05/05【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ 経団連 感染拡大防止のガイドライン自主策定へ
経団連の中西会長は、政府がまとめた新型コロナウイルスの感染対策の方針を踏まえて、業種や施設ごとに感染拡大を防止するためのガイドラインを自主的に策定することを明らかにしました。
これは経団連の中西会長が5日、西村経済再生担当大臣とのテレビ会議のあと明らかにしたものです。
それによりますと、政府の新型コロナウイルス感染対策の基本的対処方針で、事業者などに業種や施設ごとに感染拡大を防止するためのガイドラインを作成するよう求められたことを踏まえて、経団連として、今月中旬をめどに自主的なガイドラインを策定するということです。
また、感染拡大が続く中、中西会長は今後の経済活動の在り方について、「日本経済全体から考えると、海外との関係を無視できない。日本としてどのように産業の競争力をつけながら対応するか非常に大きな課題だ」と述べました。
そのうえで「今後、どのようにして日本経済をもり立てていくのかという視点で議論を始めなくてはならない」と述べ、感染拡大の防止とともに、日本経済の活性化策も検討すべきだという考えを示しました。