2021/02/02【新型コロナウイルス:COVID-19】米国の新型コロナワクチン接種件数、累計陽性者数を上回る /アメリカ
・ワクチンを1回以上接種した米国人は2650万人-陽性者数は2620万人
・1日当たりの接種人数は約135万人、世界最速ペース
米国では新型コロナウイルスワクチンをこれまでに少なくとも1回受けた人数が、検査陽性者数の累計を上回った。パンデミック(世界的大流行)を終息させる取り組みにおける初期ながらも有望な一里塚となった。
ブルームバーグ・ワクチン・トラッカーによると、1日午後の時点で、ワクチンを1回ないし2回接種した米国人は2650万人。一方、ジョンズ・ホプキンズ大学のデータによると、1年前にシアトル郊外で初の検査陽性事例が報告されて以来の米国内の累計陽性者数は2620万人。
ブルームバーグの集計データによると、米国は1日当たりのワクチン接種が約135万回と、世界で最も速いペース。ワクチン供給は初期の段階でつまずいたものの、最初の予防接種から6週間で、米国民の約7.8%が1回以上接種を受けている。
ワクチン接種者数が累計陽性者数を上回っている国はわずかで、イスラエルと英国、アラブ首長国連邦(UAE)が米国より数日ないし数週間前に達成している。