2021/02/01【新型コロナウイルス:COVID-19】214人感染の病院「クラスター終息」宣言…陸自支援「ゾーニング」徹底 /北海道
北海道の旭川市保健所は31日、市内の慶友会吉田病院で起きていた新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が終息したと発表した。1月4日以降、4週間にわたって新規感染者が確認されなかったため、終息を判断したという。
吉田病院は昨年11月6日に初の感染者が確認されて以降、患者と職員計214人が感染する大規模なクラスターに発展した。12月には陸上自衛隊の看護官らが医療支援に入り、感染者を院内で隔離する「ゾーニング」を徹底するなどした。
1月31日に記者会見した市保健所の浅利豪・新型コロナウイルス感染症対策担当部長は、「新規感染に備えた初期対応や検査態勢の充実などの対策を強化した」と語った。
一方、吉田病院は31日、ホームページに「終息宣言のお知らせ」と題した文章を掲載。「今後はさらなる感染予防策の徹底を図る」などとした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210201-OYT1T50005/