2019/09/13【日本脳炎ウイルス】八尾市内で採取した蚊から日本脳炎ウィルスが検出されました!蚊が媒介する感染症に注意しましょう! /大阪府
急に涼しくなったとはいえまだまだ蚊は活動しています。
蚊に刺されると痒さで不快になるほか、描きむしりから飛び火になったり、さらには日本脳炎に感染する可能性が。
9月3日(火曜日)、4日(水曜日)に大阪府八尾市保健所管内で採取された蚊から日本脳炎ウイルスが見つかりました。
八尾市長もツイッターで注意を呼び掛けています。
八尾市内で採取した蚊から日本脳炎ウィルスが検出されました。蚊が媒介する感染症に注意し、万が一、感染が疑われる症状の場合は速やかに医療機関で受診して下さいますよう、お願い致します。 — 大松けいすけ(八尾市長) (@daimatsuK) September 13, 2019
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを持つ蚊が人を刺すことで、感染する可能性があります。
人から人への感染はありません。予防接種を受けていれば発症する可能性は低いです。
発病した場合は、約6~16日の潜伏期間後、40℃以上の発熱、頭痛、嘔吐などが現われ、引き続き、けいれん、昏睡状態といった症状も引き起こすこともある怖い病気。
日本脳炎ワクチンで75~95%予防できます。
この感染症を予防するためには、
・戸外に出るときは肌の露出をできるだけ避ける
・虫よけ剤を適切に使用する
・蚊が屋内に侵入しないように網戸や蚊帳を使用し、窓や戸の開閉に注意する
・身の周りの蚊を増やさないため、空き缶や鉢植えの受け皿などに溜まった水を放置しない
・日本脳炎ワクチンの接種を受ける
など、まずは蚊が増えるのをできるだけ抑えること、そして刺されないようにすることを意識してください。