2019/08/03【流行情報】手足口病、過去20年で最悪ペース 栃木でも警報 /栃木県
乳幼児を中心に手足や口の中に発疹ができる感染症「手足口病」が県内でも過去最悪のペースで広がっている。調査対象の県内48医療機関において、7月22~28日の1週間で1053人の患者を確認。1医療機関当たり21・94人に達し、1999年の統計開始から最も高くなった。
県は7月中旬、患者数が警報レベル(1医療機関当たり5人)を超えたとして警報を出しており、拡大が続いている。
同じく感染症の「ヘルパンギーナ」も県内で流行期に入った。警報レベル(1医療機関当たり6人)を超え、特に県北地域で広がる。発熱やのどの痛みがあり、口中に小さな水疱(すいほう)が現れる。手足口病やヘルパンギーナを防ぐには、手洗いの励行やタオルの共用を避けることが大切という。