【百日咳】百日ぜき3人、県が注意喚起 /熊本県
19~25日の県感染症情報によると、百日ぜきの患者が3人報告された。乳幼児は死亡する場合もあるため、県健康危機管理課が注意を呼び掛けている。
百日ぜきは激しいせきを伴い、せきなどのしぶきで飛沫[ひまつ]感染する。乳幼児は呼吸ができなくなり、全身が青紫色になったり、けいれんが起きたりすることもある。全国では5~14歳の報告が多いが、35~40歳代の例も目立つ。
予防法はワクチン接種のほか、20秒以上かけた丁寧な手洗い、せきやくしゃみを人に向けないなど。今年に入り県内での報告は10人になった。
50定点医療機関から報告された感染性胃腸炎は前週比12人減の349人。保健所管轄別では山鹿が警報レベルにある。インフルエンザ(80定点)は176人減の227人報告された。