【結核】大阪市立大学で結核に集団感染 /大阪府
大阪市立大学は、住吉区のキャンパスで7人が結核に集団感染したと発表しました。
大阪市立大学によりますと、おととしの12月、奈良県に住む20代の男子学生が結核と診断されました。その後、先月までに、卒業生を含め20代の男女5人が結核を発症、うち3人の結核菌の遺伝子型が最初に発症した男子学生のものと一致したということで、市の保健所は今週、集団感染と判断しました。
去年12月と今年1月に発症した学生2人がいまも治療中ですが、保健所によるといずれも軽症で、感染性は低いとしています。ただし大学は、まだ定期健診を受けていない全学生に対し早急な受診を呼びかけ、咳などの症状が出た場合すぐ病院へ行くことを勧めています。