【結核】県内では2年ぶり 結核の集団感染 /岩手県
岩手県内で2年ぶりとなる「結核」の集団感染が確認されました。
今年6月、中部保健所に「80代の女性入院患者が結核を発病した」と管内の医療機関から届出がありました。そして患者の家族や利用していた介護事業所の職員43人を検査したところ、1人が発病、17人が感染していることがわかりました。
発病者、感染者はいずれも治療を行っていて県は現在、同じ感染源からの感染拡大の恐れはないとしています。県内での結核の集団感染は2015年以来2年ぶりです。
結核は結核菌によって主に肺に炎症を起こす感染症の一つで、県は咳や発熱の症状が2週間以上続く場合は早目に医療機関を受診するよう呼びかけています。