【耐性菌】便の中の薬剤耐性菌、15分以内に目視確認 阪大病院の研究グループが検出方法開発 /大阪
日本医療研究開発機構(AMED)と大阪大は、同大医学部附属病院の研究グループが薬剤耐性菌のカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)を迅速・簡便に検出する方法を開発したと発表した。
CREの検出については、これまでは高価な機器が必要で判定時間も長かったが、研究グループが開発した方法では、便などの検体の耐性菌のDNAを増幅させた後、15分以内に目視で確認できるという。
CRE感染症は、感染症治療薬の“最後の切り札”とされるカルバペネム系抗菌薬などに耐性を示す腸内細菌科細菌による感染症の総称。
https://www.cbnews.jp/news/entry/20170626204909