【耐性菌】院内感染、新たに2人 薬剤耐性菌、北九州 /福岡県
北九州市の東筑病院で起きたカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)の院内感染で、病院は22日、新たに入院患者2人の感染を確認したと発表した。
感染者は計6人となった。
うち3人が7月に死亡しているが、今回判明した2人に発熱などの初期症状はなく、状態は安定しているという。
病院によると、8~19日に入院患者193人全員の検査を実施し、80代の男性と90代の女性から菌が検出された。
2人は個室に移った。このほかの患者からは検出されなかった。
CREは多くの抗生物質が効かないとされる。