2017/08/24【腸管出血性大腸菌:O157】焼き肉店のO157感染 食材サンプルから検出なし /神奈川県
【腸管出血性大腸菌:O157】焼き肉店のO157感染 食材サンプルから検出なし /神奈川県
横浜市の焼き肉店で食事をした男女2人が腸管出血性大腸菌O157に感染した問題で、保健所が店から回収した食材のサンプルを検査したところ、O157は検出されませんでした。保健所は、食材を工場で加工する過程で細菌が混入した可能性もあるとみて、今後、工場の設備などを調べることにしています。
この問題は先月30日、横浜市青葉区の焼き肉店「安楽亭あざみ野店」で別々のグループで食事をしていた2人が、腸管出血性大腸菌O157に感染したものです。
横浜市保健所はこの店の食事が原因の食中毒と断定し、23日から再発防止策が確認できるまでの間営業を禁止する処分にしました。
保健所によりますと、感染源の特定を進めるため2人が共通して食べていたサラダやカルビ、それに杏仁豆腐など店から回収した食材のサンプルを検査したところ、O157は検出されなかったということです。
食材はいずれも茨城県内の食品工場が加工し、全国のおよそ220店舗に送られていて、保健所は、工場で加工する過程で細菌が混入した可能性もあるとみて、今後、調理器具などの設備を調べることにしています。
また、店での衛生管理がどうだったか、25日以降、立ち入り調査を行うことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170824/k10011110081000.html