2017/09/17【腸管出血性大腸菌:O157】O157食中毒 総菜セルフ販売、群馬県が独自指針 /群馬県
【腸管出血性大腸菌:O157】O157食中毒 総菜セルフ販売、群馬県が独自指針 /群馬県
群馬、埼玉両県の総菜店「でりしゃす」の総菜を食べた男女21人が腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染し、女児(3)が死亡した問題で、群馬県は15日、緊急会議を開き、客自身が盛りつける「セルフ販売」形式の衛生管理について、独自の指針を作ることを決めた。
この日は店舗への立ち入り検査もあった。
方針は、中核市の前橋市と高崎市の担当者らも交えて開かれた会議のなかで決まった。
県食品・生活衛生課によると、1カ月以内に策定し、県内で共通化する考えだ。前橋市保健所が、女児の感染経路について、食品から食品にうつる可能性を指摘したことから、新たに作ることになったという。
具体的な内容は今後決めるが、セルフ販売の総菜店が主な対象で、客に対しての項目も盛り込まれる予定という。共通の指針ができることで、店側は安全対策をとりやすくなる。