【腸管出血性大腸菌:O157】由利保健所管内で2人がO157に感染 /秋田県
由利本荘保健所管内で、同居する70代と10代の女性2人が腸管出血性大腸菌O157に感染していたことがわかりました。
腸管出血性大腸菌は、例年夏場に感染が増えることから、これからは特に注意が必要です。感染したのは、由利本荘保健所管内で、同居する70代と10代の女性2人です。県によりますと、2人は腹痛などの症状があり、7月12日に医療機関を受診したところ、腸管出血性大腸菌0157に感染していることがわかりました。
2人とも入院して治療を受けていて、快方に向かっているということです。ほかの同居する家族3人に症状はないということで、保健所が感染源や感染経路を調べています。
腸管出血性大腸菌は、例年夏場に感染が増える傾向にあります。県は、手洗いを徹底するとともに、まな板や包丁などの調理器具をよく洗うこと、それに食品の加熱は十分に行い、調理後は早めに食べるなどして注意するよう呼びかけています。