2017/07/05【腸管出血性大腸菌:O157】腸管出血性大腸菌感染症で注意報 岡山県が発令 /岡山県
【腸管出血性大腸菌:O157】腸管出血性大腸菌感染症で注意報 岡山県が発令 /岡山県
岡山県は5日、O157など腸管出血性大腸菌感染症の発生が増加しているとして注意報を発令した。啓発ちらし約5万部を保健所や市町村に配付するとともに、調理・食事前の手洗い励行などを呼び掛けている。
岡山市で6月19、27日、今月4日に患者が確認され、県南東部2次医療圏(岡山、瀬戸内、備前市など5市2町)の同一エリア内で3週連続の発生となり、発令基準に達した。
県によると、今年の患者数は4日現在11人で、6月だけで7人を数えた。大腸菌の種類はO157が8人。いずれも散発事例で重症者はいない。
県は予防策として、まな板など調理器具の洗浄消毒の徹底▽生鮮食品の10度以下での保管▽食肉の十分な加熱―などを挙げ、注意を促している。