2017/08/04【腸管出血性大腸菌:O157】O157集団感染後も外来診療を継続 発寒中央病院 保健所は中止助言 /北海道
【腸管出血性大腸菌:O157】O157集団感染後も外来診療を継続 発寒中央病院 保健所は中止助言 /北海道
入院患者が腸管出血性大腸菌O157に集団感染した札幌市西区の発寒中央病院(細川忍院長)が、病院名が公表される2日まで、外来診療を継続していたことが分かった。
最初の感染者が確認された7月29日時点で集団感染の可能性を認識していたが、中止判断が遅れた。院外への感染拡大の恐れもあっただけに、病院側も「踏み出しが遅かった」と認識の甘さを認めている。
市保健所によると、7月24日から8月2日にかけて入院患者16人が血便などを発症し、うち10人の感染を確認。
7月30日には感染による持病悪化で80代の男性患者が死亡した。